世界最大の国際物流グループであるドイツポストDHLグループは、2050年までに物流を脱炭素化することを目標に、2014年にEVスタートアップ会社のストリートスクーター社を完全子会社化しました。
配送ドライバーの使い易さ、環境負担ゼロ、ランニングコストの低さを武器に、現在では既に12,000台のストリートスクーター車がドイツを中心に配送業務に利用されています。
ストリートスクーターの特徴
宅配業界の人員不足が深刻な社会課題となっている中、ストリートスクーターは徹底したユーザ目線の開発・設計を通じて、ドライバーの働きやすさを追求。
「EVは環境に優しいが、価格が高い」というイメージが強い中、ストリートスクーターは低コスト・短期間のEV開発・生産により、手の届くゼロエミッションEVを実現。
運送業の車両維持費の負担が大きい中、ストリートスクーター車両は整備費と燃料費を中心にランニングコストを下げる工夫が満載。
ストリートスクーター・ジャパン(STSJ)
日本においては、ヤマト運輸様と日本向け車両を共同開発。
環境負荷の低減と働き方改革を両立した500台のストリートスクーター車が関東圏を中心に導入されています。
パートナー企業と連携し、EV車両の稼働を止めないサービスネットワークも構築中です。